博多券番歳時記

博多券番の年中行事(歳時記)をご紹介します。

■ 睦月(一月)

■かち詣り

福岡市博多区東公園の十日恵比須神社で一月九日に開かれる「十日恵比須大祭」での「宵えびす」に、博多券番の芸妓衆が参拝し一年間の開運と商売繁盛を祈願します。

■ 如月(二月)

梅の花満開のこの季節、黒紋付に博多献上帯姿の艷やかな博多芸妓衆が太宰府参道から天満宮を練り歩き、九州国立博物館で歌と踊りを披露します。

■皋月(五月)

五月三日、四日の二日間博多芸妓全員が博多の町の各所にある演舞台で三味線、唄、太鼓、踊りなどを披露します。
芸妓衆の紋付・かつら姿の艶やかさが博多どんたくの賑わいを一層引き立てます。

■ 水無月(六月)

歌舞伎役者が、ご当地到着を船に乗ってお披露目する歌舞伎独特の伝統行事です。
博多では、『六月博多座大歌舞伎』の出演者らが数隻の船に乗り込み、中洲の清流公園を出発し、川端ぜんざい広場で口上を述べられた後、博多リバレインに向かいます。
毎年、多くの観客と、花吹雪、「○○屋~!」といったかけ声で、華やかに賑わい、博多の夏の風物詩となっています。

■霜月(十一月)

■大相撲十一月場所 相撲総見

■はかた伝統芸能四季の舞〜霜月〜

■師走(十二月)

◾️博多をどり

福岡市博多区にある博多座で十二月の「市民檜舞台の月公演」として開催。
博多伝統芸能振興会主催で博多の伝統芸能の担い手である芸妓衆が総 出演し、日ごろから磨いてきた長唄、清元、常磐津など多くの邦楽、邦舞の技芸を披露するものです。
普段お目にかかれない芸妓衆の艶やかな身のこなしは、必見です。

2023年は第30回特別記念公演として開催