福岡博多の地で
博多券番では、未来の博多芸妓となる方を随時募集しています。応募いただいた方には、“半玉(見習い)”期間(各人の実力に応じた年数)を経て、“芸妓”として先輩たちと同じようにお座敷や舞台に立っていただきます。あなたも福岡・博多で伎芸を磨き、着物や帯に代表される可憐な装いで、舞と長唄といった伎芸による“おもてなし”で国内外・多くの方々を魅了してみませんか?
芸妓のしごと
舞踊の披露は言うに及ばず、舞台や宴席、文化事業等のイベントなどでお客様をおもてなしすることが芸妓さんの大事な仕事です。それ以外にも博多座での舞踊「博多をどり」や三味線など芸事のお稽古、礼儀作法やしきたり・所作を身につけることも芸妓さんの大事なお勤めです。
芸妓の一日(お稽古がある日)
朝の起床は、午前八時から十時ごろというのが一般的。朝食の後、十時ごろから十三時ごろの間に、博多券番事務所(博多伝統芸能館)に行き、舞踊や三味線、鳴り物、小唄、長唄などの稽古をします。
このあと十四時ごろからお座敷に出る準備までの四時間ほどがフリーの時間。お昼寝をしたり、買い物に出かけたり、また稽古のおさらいをしたり、思い思いに過ごします。
そして、準備をしてお座敷に臨みます。お客様に楽しい時間を過ごしていただくために、持ち前の伎芸で”おもてなし”します。
採用された場合
1.新人研修として師匠・先輩芸妓が化粧や着付け、踊り、三味線、唄などの指導を行います。
2.新人芸妓となるための支援金(必要な帯、着物など支度品購入等の経費)を支給します。
3.養成支援期間中に限り生計費の一部を助成します。 【助成金額】1か月につき20万円(最低保障額)
応募方法
■応募資格
福岡・博多の伝統文化を継承できる明るく元気な女性。
学歴・資格・経験は問いません。
但し、舞踊や三味線等経験者は優遇いたします。
■年齢
18歳以上(但し、未成年の場合は親の同意が必要となります)
■募集人数
若干名
■募集先
下記をご覧ください。
■審査
数回の面接を行います。